トリートメント

正しいトリートメント仕方をご紹介します。

 

トリートメント剤で得られる効果って何?

 

髪の内部補修をするのがトリートメント剤です。

キューティクルが傷んで内部のタンパク質が溶け出した髪に、元気を与える成分をしみ込ませて内側から髪を回復させるのがトリートメントの役割です。

 

トリートメントは、髪の内部補修をし、 キューティクルの状態を整え、ダメージをケアしながら本来の健康な髪に導くのが目的のアイテムです。

トリートメントにはコンディショナーの「キューティクルを整える」機能も含まれています。 

 

トリートメントの手順

1.シャンプー後、しっかり水気を切る

2.トリートメントの量

3.しっかりなじませる

4.トリートメントは髪の根元は付けない

5.目の粗いブラシやコームでとかす

6.シャンプーキャップでくるんで蒸らす

7.しっかり流す

8.毎日継続する

 

正しいトリートメントの仕方

 

1.シャンプー後、しっかり水分を取る。

 シャンプー後、髪の水分をタオルドライして水分を取ります。水分が多すぎると、トリートメント剤が薄まって

 効果が半減するので、水分はしっかり取ってください。

 

2.トリートメントの量にも注目!

 ポンプ式のトリートメント剤は1プッシュ3ml出るように設計されているのでトリートメント剤にもよりますが、

 ショートヘアで1プッシュ、ミディアムヘアで2プッシュ、ロングヘアの場合は3プッシュ、など長さによって量を調整

 してください。

 

3.しっかりなじませる。

 手の平にトリートメント剤を適量取り、指の間までまんべんなく伸ばします。その後、手ぐしで髪の中間から毛先まで

 トリートメント剤が髪全体に行き渡らせるように馴染ませましょう。

 特にロングヘアの場合は、2プッシュなじませてから、もう1プッシュがお勧めです。

 

4.トリートメントは髪の根元に付けちゃダメ!

 地肌にはつかないようにして下さい。

 地肌に付けると肌トラブルの原因になります、意外にみんな知らずに付けてしまっているので、特に頭皮が敏感な方は

 気をつけて下さい。

 

5.目の粗いブラシやコームでとかすとより効果UP!

 目の粗いコームを使うことがポイントです。手ぐしの後は、目の粗いブラシやコームでとかすと細かい部分まで

 トリートメント剤が行き渡ります。また、手のひらで毛髪をしっかり握り締めて根元付近から毛先まで

 毛髪補修剤を毛髪内部に浸透させるのがベストの方法です。

 

6.シャンプーキャップでくるんで蒸らす。

 最低3~5分は時間を置いてください。

 シャンプーキャップやラップなどで髪を包むとより効果的です。放置している間は浴槽に浸かると蒸気の効果で

 トリートメント剤の浸透力が促進されます。

 髪の表面のキューティクルは魚のウロコもようなもので髪の表面にあります、これには面白い性質があり、

 温められると通常閉じていたキューティクルが開きます、開く事により常温のときよりも、トリートメントの

 有効成分が、短時間で髪の内部に浸透していきやすくなります。

 

7.しっかり流す

 トリートメントの後は必ずしっかりと流してください、流しすぎるぐらいが十分です!

 基本的にリンス、コンディショナー、トリートメントはイオン吸着するようにできているので30分以上流しても

 成分は髪の毛に付着しています。

 ※厳密には落ちますがそれぐらい強力です。

 

8.毎日継続することが美髪を作るために大切

 ヘアトリートメントは毎日が基本です。

 ヘアスタイルやライフスタイルの変化で、現代人の髪はダメージが大きくなっています。

 トリートメントはスペシャルケアと考えず、毎日使うことが大切です。

 

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